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【薬学生】奨学金を借りるかどうかという話。

『奨学金』について話しておきたいと思います。一般的に6年間も大学に通う必要のある薬学・創薬部を目指している方にとっては該当する人も多いかと思います。

今回は「奨学金を借りるべきなのか!?」ということについて考えてみたいと思います。

奨学金とは?

奨学金とは、大学などに通うために「低金利 or 無利子」で国がお金を貸してくれる制度です。

これ「奨学金」などという大層な名前がついていますが、要は「借金」だということを認識しておきましょう。

学生ではこの認識が甘いでしょうが、これを間違うとマジで痛い目に合います…。薬剤師や製薬会社なら、働けばそこそこの給料は見込めますが、返済が大変なことには違いないでしょう。


また、留年や就職失敗する可能性もあることを考えるとかなりキツいです。その辺のリスクをもう一度、再認識しておきましょう。


さて、奨学金には以下の2種類があります。

奨学金の種類

  1. 第一種奨学金:無利子
  2. 第二種奨学金:有利子


両者の違いは無利子か有利子かということですね。第一種奨学金は、成績&家庭状況の両方の観点から審査されて決定されるので、多くの方は第二種奨学金になるかと思います。

奨学金を借りるべきか?

奨学金を借りるべきかどうかは「奨学金&経済状況」によって異なるかと思います。まずこれをザッとまとめておきたいと思います。

奨学金の4パターン

  1. 第一種(無利子)& 借りなくても何とかなりそう
  2.  第二種(有利子)& 借りなくても何とかなりそう
  3.  第一種(無利子)& 借りないとキツい
  4.  第二種(有利子)& 借りないとキツイ

この4通りになるかと思います。③、④についてはそもそも借りないと進学できないので借りるという選択しかありません。これらについては後に注意点を述べます。

① 第一種&借りなくても何とかなりそう

このパターンはそもそも希だと思いますが、該当する人もいるでしょう。

これらに該当する方は「借りた方がいい」です。必要なかったら使わなければいいのですから。無利子で借りれるならそれほど夢のような話はありません。

奨学金のお金をインデックス投資などに安全&安定的に運用すれば、借りたお金以上のリターンが望めます。(個別株式やFXなどは失敗する可能性があるので絶対ダメです)。

例えば、600万円(8.3万円/月)年率3%で運用すると6年後には約654万円になります。
したがって、654万-600万=54万円の手残りが望めます。


また、アルバイトをせずとも留学に行くことも可能なので、学生の貴重な時間を経験などの自己投資につなげることができます。これらの方々は「おめでとう」と言わざるおえないです。「借りた方がよい」と思います。

② 第二種&借りなくてもなんとかなりそう

これは「借りない方がいい」と思います。親御さんがお金を出してくれるというなら、それに甘んじるべきです。そして、卒業して働いてからしっかり返しましょう。

奨学金は利子がある以上「借金」です。利子分がかかりますし、仮に延滞してしまったら延滞金としてさらなる上乗せが生じます。親なら多少、延滞しても融通が効きます。

なので、「心配だし、とりあえず借りておこう…!」というのは絶対にやめましょう。

③第一種&借りないとキツイ

これに該当する方は、そもそも借りないと進学できないので「借りるほかありません」

幸い、無利子で借りることができるので、「借りれるだけ借りる」のがいいと思います。そして、余ったお金でインデックス投資なり自分の将来のための自己投資なりしてください。


少しでも手元にお金を残して、社会人になってから返す額を少なくしましょう。(インデックス投資でお金を増やしておけば、そのお金を返済の足しにできるかもしれませんよね。)

④第二種&借りないとキツイ

これに該当する方は一番、注意が必要かもしれません。まず、この方は大学に入学してからなんとしても第一種をとってください。

大学に入ってからでも、成績が優秀であればまだチャンスがありますので、必ずそれを狙うようにしましょう。大学の勉強はやれば点数がとれます。(周りがあまり勉強しないから相対的に成績が良くなることが多い)

また、節約してできるだけお金を使わないようにしてください正直、社会人になって給料があるとはいえ、借金を返しながら生活するのはキツイです。ここでできるだけ節約する術を身につけ、お金にシビアな考えを持っておく方がいいです。

親にできるだけ免除してもらうなど、できるだけ奨学金を借りないように工夫した方がいいと思います。

まとめ

日本の奨学金は制度自体が欧米諸国とくらべて甘く、自己破産する人も少なくありません。学生に言うのも酷な話ですが、しっかり奨来を見据えて借りるようにしてくださいね。

また、少しシビアな話になりますので、最終的には必ず親御さんと相談して決めてくださいね。最後にまとめておきます。ぜひ、参考にしてください。

まとめ

  1. パターン①…借りれるだけ借りる:使わないお金をインデックス投資や自己投資に使用して将来の投資に備える
  2. パターン②…借りないほうがいい:親御さんに甘んじて社会人になってからしっかり返しましょう。
  3. パターン③…借りれるだけ借りる:余った分をインデックス投資や自己投資に使う。
  4. パターン④…できるだけ借りないようにする:大学に進学してから第一種を狙う。節約して使用するお金を減らす。お金にシビアな教養を身に着けておく。

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めでぃさん
製薬企業の創薬研究にいそしむ一般人。医療業界の観点から最先端テクノロジー、進学・就職活動、経済・金融・資産運用などの情報を発信!