薬剤師の20代の年収はどれくらないなのか!?
一般的に、高いといわれている薬剤師の年収ですが、実際はどうなのでしょうか。
この記事では、これらの疑問について見ていきたいと思います。
薬剤師の20代の年収は?
では、薬剤師の年収はどれくらいなのでしょうか。
ひとくくりに薬剤師といっても「病院」「薬局」「ドラッグストア」で変わりますので、これらについて順番に見ていきましょう。(参考:Career Theory., 2021年)
- 病院薬剤師:467万円
- 薬局薬剤師:509万円
- ドラッグストア薬剤師:518万円
見てみるとわかりますが、薬剤師の20代平均年収は一般的に比較してもかなり高い傾向にありますね。特に、ドラッグストアはその傾向にあります。
これがなぜかというと、ドラッグストアは商品単価の高い医薬品を売ることで、多くの利益を確保したいのですが、それは法律上、「薬剤師がいないと販売できない」ことになっています。
特に地方では薬剤師の数が少ないので、医薬品を販売したくても販売できず、なんとしても薬剤師を確保したいという状況にあるんですね。
入社祝いとして30〜50万の特別金を用意しているドラッグストアもザラにあるぐらいです。したがって、ドラッグストアは年収が高い傾向にあるということになります。
詳しい年収は求人サイトを見るのがよい
もちろん、年収といっても、職場や地方によって違いますから、実際の年収を知りたいのであれば、求人サイトなどを参考にするといいです。
地域、条件、職場ごとに調べられますしそこでの月収・年収も掲載されています。自分にあった条件での年収を詳細に知ることができるのでオススメです。
若い頃の年収はかなり重要
ここからはかなり余談ですが、若い頃の年収はかなり重要だということを言っておきたいと思います。
若いうちというのは体力的にも精神的にも余裕があり、様々な経験ができる時期だからですね。
一方、年をとっていくと年収は上がります(日本の雇用形態からして)が、年をとってからお金を手にして体力、結婚、子育て等々によりできることは限られるかと思います。
なので、若いうちに少しでもお金に余裕があると、いろいろな人生経験を積む機会が増えると思います。
将来の資産形成の面でも有利なことが多い
また、若いうちに金融資産に向けて投資ができるのもかなり強いです。
投資(S&P500などのインデックス投資)というのは年数が経てば経つほど『複利の力』によって大きなリターンが得られます。
仮に、25歳から投資した(年利5%、月10万円ずつ投資)場合、40歳には2673万円になります。
一方、35歳からだと680万円にしかなりません。
年齢にすると10年の差ですが、資産でいうとこれだけの差が出てきてしまうんですね。
したがって、人生経験や資産形成の点から若いうちにお金に余裕があるというのはかなりメリットになるのです。(ちなみに投資についてはこちらの記事を参考にしてみてください。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
薬剤師の20代の年収はかなり高い傾向にあります。選択次第ではかなりいろいろな人生プランが見えてくるのて、ぜひ参考にしてください。
- ドラッグストア>薬局>病院薬剤師の順に年収が高い
- 若い頃の年収をどう考えるか
- 資産形成的には若い頃の年収がかなり重要